最近、テレビなどで度々紹介されている“いきなり婚”。
これは、恋愛期間0日で男女が結婚を決める事をいいます。
団塊世代の人にとっては、信じられないような話。でも、若者を中心に約40パーセントの人達が支持をしてると言うのですから驚きです。これから先も、“いきなり婚”は、支持をされ続けるのでしょうか。ここでは、いきなり婚を支持する人達の意見を紹介しながら、メリット、デメリットを考えていこうと思います。
【いきなり婚の魅力はコスパにあり！】
いきなり婚を支持する人の意見の多くに「コスパに優れている」という理由がありました。
恋愛に費やす、お金や時間があるのなら、結婚生活に費やした方が効率がいいということでしょう。確かに、恋愛を続けていくには、多くのお金が必要になってきます。もちろん、恋愛から結婚に発展するまでにはそれなりの時間も必要になります。結婚を前提とした付き合いをするのであれば、恋愛期間を0日にして、先に結婚をしてしまった方が確かに、お金も時間も節約できます。特に、子供を産む事を視野にいれるのであれば、早く結婚をしてしまった方が後々有利になります。10年の交際を隔てて結婚をするより、10年の結婚生活を送った方が、将来的にも安心でしょう。
【恋愛下手でも大丈夫なのが、いきなり婚の良さ！】
正直なところ恋愛って、非常に難しいですよね。
相手との駆け引きや、上手く立ち回る為のちょっとした恋愛テクニック。嫉妬や劣等感を覚えることもあれば、自慢や嘘などが必要となるケースだってあります。ほとんどの人は、色々と失敗して少しずつ恋愛上手になっていきます。しかし、どんなに恋愛をしても恋愛下手という人は必ずいます。何回恋愛をしても結婚まで辿り着けない、、、。そんな人にとっては、「いきなり婚」はかなり魅力的に見えるかもしれません。また、「恋愛は疲れる」という発想の人にもいきなり婚は支持される傾向にあります。まぁ、疲れると分かっていても恋愛をしてしまうのが、人間というもんなんですけどね、、、。
「いきなり婚」のメリットを紹介してきましたが、如何でしたか？
既に承知の方がほとんどかもしれませんが、この「いきなり婚」のメリットこそが、同時にデメリットだとも言えます。コスパに優れ、恋愛に苦労することがない反面、相手との擦り合わせ期間を持たない「いきなり婚」。結婚してから「こんなハズじゃなかった」、「そんな話し聞いてない」、なんて言葉が絶えないのも、いきなり婚の問題点です。
「恋人じゃなく、夫婦なんだから我慢する」なんて意見もありましたが、お互いに我慢を続ける夫婦生活が幸せかどうかは、正直、疑問が残ります。
