「子どもに絵本の読み聞かせをしてあげましょう」というのはよく聞く話ですよね。
では、なぜ絵本の読み聞かせをした方がよいのでしょうか?絵本を子どもに読み聞かせてあげることで得られる効果にはどのようなものがあるのかまとめてみました。
【絵本の読み聞かせで得られる効果】
絵本は本の中ではかなり薄く、そのわりには値段が高いので、あまり買いたくないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、子どもは大人とは違い同じ絵本を何度も読んでほしがります。
ぜひボロボロになるまで読み聞かせてあげてください。
【言語能力が高まる。語彙が増える】
絵本を読み聞かせてあげることの最大のメリットとしては、やはり言葉の使い方や新しい言葉を覚えることとにあります。
日常的な生活を送る上ではでてこない言葉に触れることで、子どもの脳にその言葉が自然にインプットされます。
【想像力が豊かになる】
絵本の世界では、動物が話しをしたり、宇宙人が現れたり、雲や虹に乗ったりなどの現実世界ではありえない空想のお話がたくさんでてきます。さらに、絵本を通してさまざまな出来事や状況を疑似体験することもできます。このように頭の中に多くの世界を持つことで知的好奇心も養われ、広く物事を見られるようになってくるため、想像力がどんどん豊かになっていくのです。
【精神が安定する】
大好きなパパやママが自分に絵本を読んでくれるというのは、子どもにとってほっとする時間です。膝の上で読んであげることで、毎日の絵本タイムがスキンシップの時間にもなります。このような穏やかな親子のコミュニケーションが、子どもの情緒を安定させてくれるのです。
【読書好きになる】
小さいころにたくさん絵本を読み聞かせてもらった子どもは、本が好きになります。絵本を卒業する年齢になると、自ら進んで読書をするようになるでしょう。本から学ぶことはたくさんあります。どの教科においても必要な基礎学力である読解力も身に付きます。
■まとめ
絵本を読み聞かせてあげることには、このように素晴らしい効果がたくさんあります。子どもの可能性を広げてあげるためにも、様々な種類の本をたくさん読んであげてくださいね。親子で過ごした読み聞かせの時間は、きっと子どもの心の中にも素敵な思い出として残るに違いありません。
